緊張も見えたプレミア初陣は“及第点” 日本代表守護神へのリアルな現地の眼「良い面と悪い面の両方を見せた」

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鈴木は時間の経過とともにプレー内容も落ち着いていった(C)Getty Images

 アストン・ビラの鈴木彩艶がついにプレミアリーグデビューを飾った。現地時間8月31日に行われたリーグ第2節の対アーセナル戦で、鈴木がスタメンに名を連ねフル出場。試合は0-1で敗れたものの、日本の若き守護神はセーブやロングフィードなどで精度の高いプレーを披露した。

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 25分、アーセナルのコーナーキックの場面ではデクラン・ライスのヘディングに反応し、枠内に飛んだボールをはじき出した。また、後半には前線に飛び出してきたカイ・ハベルツと1対1になるピンチを迎えるも、相手との間合いを測り右足でシュートを防いでいる。直後にオフサイドのホイッスルが鳴らされたプレーだったが、鈴木の冷静な判断力が垣間見えた場面だった。

 シーズン開幕前には移籍市場の目玉選手として報じられ、慌ただしい日々を過ごしながら鈴木は、新天地での初戦で間違いなく、観る者を惹きつけるパフォーマンスを発揮した。

 現地メディアもこの日の鈴木のプレーに対し、上々の評価を下している。放送局『BBC』では、「スズキは良い面と悪い面の両方を見せた」と説いており、最初に課題として「序盤にはコーナーキックのボールに飛び出したものの触れられず、さらにその後、カイ・ハベルツのシュートを一度こぼし、二度目でキャッチする場面もあった」などと指摘。

 一方で、前半からのシュートブロックには賛辞を並べており、「デクラン・ライスのヘディングシュートや、ハベルツとの1対1では好セーブを披露した。もっとも、前者はファウル、後者はオフサイドがあったため、いずれもプレーとしては無効になる場面だった。それでもスズキは、判定に頼ることなくしっかりとシュートを止めてみせた」と評している。

 同メディアはその他にも、「最終ラインからのパス回しでも自信と落ち着きを感じさせた」と足元のプレーや精神面にも言及。それぞれのシーンをポジティブな印象とともに振り返った。

 アストン・ビラでのデビュー戦、敗れはしたものの鈴木のプレーには“及第点”が送られている。次戦以降も持ち前のポテンシャルを発揮し続けることにより、今回得た評価をさらに高めていけるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]