元火葬場職員の下駄華緒氏が、YouTubeチャンネル「火葬場談義」で動画を公開した。「塗装関係の仕事をしている人は焼骨が残りにくいのか」という疑問に対し、現場での実体験を交えながら、遺骨の残り方に影響を与える最大の要因について解説した。

下駄氏はまず、塗料などに含まれる有機溶剤が骨の強度を下げること自体は、科学的に証明されていると語る。しかし、火葬場で遺骨を見た際、職種による影響は「ほぼない」と結論づけた。「年齢、肉体の方が圧倒的に勝つ」と断言し、特定の職業によって遺骨がもろもろになるようなことはないと説明。もし骨の強度が極端に変わるほどの環境であれば、従業員の健康を大きく害しており、労働環境としておかしいと指摘した。

また、長年塗装業に従事して定年退職した場合、その後の生活習慣や運動量の方が、骨の残り方に大きく影響すると説明する。「なんだかんだ年齢差が一番大きい」と語る通り、骨の病気でない限り、加齢による影響が顕著に現れるという。対照的に、小中学生のような育ち盛りの子どもが亡くなった場合は、残酷なほどしっかりと骨が残るという実態も明かした。

さらに、覚醒剤などの薬物使用者が「骨がもろくなる」という噂にも言及。薬物の影響も考えられるが、それ以上に年齢や生活環境などの複合的な要因が絡んでいることが多いと語った。

下駄氏は、遺骨がもろもろになってしまったとしても、様々なパターンを見てきた経験から「執着しない」と語る。遺骨の残り方という一つの現象だけで原因を決めつけることはできないとし、「残んないからといって残念がったりする必要は正直ない」と結んだ。

チャンネル情報

火葬場という場所を明確に伝える為、元火葬場職員が語る火葬場で起こっている実際の出来事や体験談をお伝えします。 ショッキングな内容を含む恐れがある為、苦手な方は視聴をお控え頂きます様よろしくお願いいたします。