紅海でサウジ原油タンカー炎上、フーシが弾道ミサイル攻撃発表…「海上封鎖」と称し攻撃繰り返す
【カイロ=溝田拓士】内戦中のイエメンの反政府勢力フーシは24日、サウジアラビア西部ヤンブー沖の紅海でサウジ船籍の原油タンカーを弾道ミサイルで攻撃したと発表した。
フーシは7月下旬以降、対立する暫定政権を支援するサウジの関係船舶を対象に、「海上封鎖」と称した攻撃を繰り返している。
フーシによると、タンカーはミサイルに被弾後、炎上した。タンカーを所有するサウジ国営企業は声明で「乗組員は全員無事だった」と明らかにした。
サウジは、米イランの軍事的緊張が高まっているホルムズ海峡を迂回(うかい)して原油を輸出するため、東部からパイプラインで輸送した原油をヤンブー港で積み出している。
フーシによる海上封鎖の実施は、フーシと連携するイランが要請したとされる。イランは、サウジが米軍を支援しているとみなしており、米イラン情勢と連動する形でサウジとフーシの対立も激化している。
