【密着】予期せぬ車トラブルの“救世主”JAFロードサービス!お盆の一日…奮戦する隊員に同行取材(静岡)
最大9連休となった2026年のお盆休み。車で出かけた人も多いと思いますが、そんな時に怖いのが予期せぬ車のトラブル。車の販売店なども休みのことが多く突然の予期せぬ事態にパニックとなることも…。そんなピンチを救ってくれるのが、JAFのロードサービス。24時間365日いつでも対応する隊員のお盆期間の1日に密着しました。
パンクやバッテリーのあがりなど車の急なトラブルに対応してくれるのがJAFのロードサービス。
今回はJAF静岡支部静岡基地の田中祐介隊員の一日に密着させてもらいました。
一日の始まりは出動に備えて、必要な道具の確認やレッカー車の点検から。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「毎日やります。いろいろな人が使うので、その人が使いやすい場所においてあるので、それをまた自分が使いやすい場所に置く。あとは物があるかの点検」
慣れた手つきで作業する田中隊員ですがまだ入社3年目の27歳。そんな田中隊員を、実は新人時代にも密着していました。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員・過去)
「車が好きで車を通して人を助けることができるのでJAFにしました」
当時は先輩隊員と一緒に現場へ向かっていましたが、今は技術を身につけレッカー車も一人で扱えるようになりました。そんな田中隊員のもとに早速、出動要請が。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「清水区でパンクです」
タイヤがパンクして動けなくなっているようですが、詳しい状況は実際に見てみなければわかりません。
到着したのはコンビニの駐車場。依頼者の車を確認すると後輪がパンクしているようです。
2025年度のお盆期間中、JAFへの救援依頼のうち最も多いのがバッテリー上がりで、全体の約35%を占め、次いで多いのがパンクで21%、約47万件にもなります。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「どれくらい走りましたか?」
(依頼者)
「400mぐらい」
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「タイヤ見させてもらって…そこまで、もし何か刺さっていたら、それを埋めて漏れなければ走れるが、お盆明けたらディーラーまで点検お願いします」
突然のパンクに依頼者も焦っていたようです。
(依頼者)
「てっきり後ろに乗せてる荷物の音だと思ったが、おかしいなと思って降りてみたらパンクしてたので、お盆休みで店がやってないんでどうしよう」
この日の静岡市清水区の最高気温は31.7℃。熱中症になる危険もあるため、作業中、依頼者は車内で待機してもらいます。そして、田中隊員は、まずパンクの原因を探ります。しかし…。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「穴なさそうですね…それか、めちゃくちゃ小さいか」
暑い日差しが降り注ぐ中タイヤにあいた穴を懸命に探す田中隊員。すると…。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「ここですね。めちゃくちゃ小っちゃいですね。ここから漏れていますね…この細さは針金とかそういう感じだと思います」
目では見えないほどの小さい穴。石っけん水を吹きかけて泡が現れるところが穴の開いているところです。そこに、特殊な工具を使って穴をふさぎ、応急処置が完了です。
(依頼者)
「本当に助かっています『ありがとうございます』…という気持ちです。パンクは自分ではどうしようもできないので」
田中隊員の迅速な修理で、依頼者は無事に家に帰ることができました。
午後3時すぎ出動の合間に、ようやく遅めの昼休憩です。この日はコンビニのサンドイッチでしたが、いつもは…。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「だいたい外で食べることが多いですね…お弁当ですね…姉が作ってくれています…忙しくても食べたいなと思っています」
連日、炎天下での厳しい作業となりますが、家族の支えもあって頑張ることができるといいます。現在、入社3年目。先輩たちの作業を見ながら様々な技術を身に着け成長してきました。
この杉山隊員は、田中隊員の新人時代の指導係でした。
(JAF静岡支部 杉山 雅則 隊員)
「自分なりに努力して、早めにレッカー車の単独乗務にたどり着いて、その後も自分の強みを生かして基地に貢献してくれています…僕自身はマニュアルだったり自分なりのやり方を教えているだけなので、田中自身が頑張ったことだと」
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「普段こういう真面目な話をなかなかしないのでうれしいですね」
この日は珍しく依頼が少なかったため、待機時間を使い洗車をすることに。しかし、その直後…。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「葵区鷹匠でマーチ、オーバーヒートですね」
出動要請が入り、まずは依頼者へ電話をかけます。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「私、JAFの田中ですけど…20分から25分ほどでおうかがいできると思いますので」
依頼があったのは立体駐車場の8階。まずは故障した車を地上へと動かすために、応急処置を行います。依頼者によると、車を停めた際にボンネットのあたりから白い煙が上がったといいます。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「エンジンを冷やす冷却水があるが、ホースのつなぎ目かどこかから漏れてエンジンを冷やせなくなった」
応急処置として水を補給して、エンジンをかけ水漏れがないことを確認したら、地上まで慎重に移動させます。そして、ここからはレッカー作業。2年前の田中隊員は…。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員・過去)
「まず、レッカーに単独で乗れるように頑張っていきたいですし…お客様のために頑張って作業できるように、一日でも早く覚えたいなと思っています」
目標にしていたレッカー作業も約20分でできるようになりました。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「初めてはだいたい40分ぐらいはかかってきちゃいましたね…毎日つり上げはやっていますので、そこで少しずつ早くなっていますね」
ディーラーがお盆休みということで、この日は車をJAFの基地で預かることになりました。
レッカー移動が終わると、休む暇もなく次の依頼が入りました。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「向敷地でシエンタのパンクです」
依頼が入ったのは日が落ち始めた午後6時すぎ。不安を抱えた依頼者のもとへ急いで駆けつけます。依頼したのは、この家に住む母親です。
(依頼者)
「さっきです。友達と話していたら目に留まって、『あれ?パンクしている』って」
タイヤをよく見ると、木の枝が刺さっています。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「ここなんですけど、側面だとどうしても応急修理が不可能なんです」
今回はレッカー車に備え付けてあるスペアタイヤに交換することにしました。
(依頼者)
「あすも出かけるので、お盆だし、車屋さんが休みに入ってていないから…いざとなった時に来てくれるので助かります」
依頼者は、お盆の休み明けにタイヤを交換することにしました。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「どうしても側面のパンクは修理ができない…側面はタイヤで弱い部分になってしまいますので、応急修理してもすぐにパンクしたりバーストしたりするなので、同じサイズのタイヤを貸し出した方が安全に走行できる」
午後8時。すっかり日も暮れ辺りは真っ暗に。この日の田中さんの勤務も終了です。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「お疲れさまでした…きょうは件数自体は少なかった。でもやはりハードな1日ですね。あまりハードな日も少なかったので、焦ったりもあった…いい経験だった」
入社して3度目のお盆期間を終えた田中隊員。一人で出動できるようになりましたが、目指す姿は、まだ先にあるようです。
(JAF静岡支部 田中 祐介 隊員)
「僕の指導員が杉山隊員なんですけど、一番身近で見てきた存在なので、杉山隊員のようになれることを目指して頑張っていきたい」

