榊英雄被告(C)日刊ゲンダイ

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【芸能界ぶっちゃけトーク】

なぜ女優たちは酷暑の中でも汗ひとつかかず撮影できるのか?

 映画監督で俳優の榊英雄被告(56)が準強姦罪に問われた控訴審が7月末に行われ、1審通り懲役8年の実刑判決が下った。裁判長は「監督としての立場を利用した、悪質で卑劣な犯行」と断じている。

 榊被告は1審から「男女の関係は認めるが、立場は利用していない」と一貫して無罪を主張してきたが、完全敗訴ということだ。

 実刑8年は、事情を考慮した殺人罪が8年というのもあるくらいだから、かなり重たいものだ。榊被告としては「合意していた」としたいのだろうが、複数の女優が告発しているのだから、それは通らなかった。

 ところで、同じ時期に週刊誌で女優に対する性加害疑惑が騒がれたのが、映画監督の園子温(64)と俳優の木下ほうか(62)だ。この2人もそれぞれ、映画出演をほのめかしたり、演技指導と称して若手女優に性加害を行ったと報じられた。

 その後はどちらも映画製作から遠ざかり、俳優としての出演も休止状態に入っていたが、園については2022年に疑惑を報じた週刊誌側と和解が成立し、その一方で25年には日本外国特派員協会で潔白を主張して映画界への復帰を希望していた。

 ある映画関係者に聞いたのだが、園は極秘裏に今年初めに映画を1本撮っているそうだ。しかし、公開のメドが立たないという。園には「あの監督なら」と見に来てくれる一定のファンがいる。動員が難しい昨今の映画界では有利に働くはずなのだが……。

「配給元や劇場側が彼の映画をかけようという方針にならないそうです。この業界もコンプライアンスが重要ですから」

 と先ほどの関係者。

 木下についても同様で、映画や配信ドラマであっても「出演してもらって大丈夫?」となってしまうようだ。製作側は批判を浴びるリスクは避けたいのだそうだ。

 ひと昔前だったら不祥事があっても、客が直接お金を払う映画や舞台なら、よほどの事件や執行猶予中でもなければ大丈夫と言われたが、今はまったく厳しい状況になっている。これに加え、園、木下ともに反省や謝罪がないことも活動再開を難しくしているのだろう。

 とにかく、一度失敗して不祥事を起こしてしまったら二度と復帰できない。そんな時代に入ったように思える。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)