酒井リョウ(奥)に勝利したスダリオ剛(撮影・石井剣太郎)

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 「RIZIN.54」(11日、トヨタアリーナ東京)

 日本勢4人で争う「RIZIN JAPAN GPヘビー級トーナメント」1回戦が行われ、スダリオ剛(29)が、元DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウ(39)に1回4分26秒TKO勝ちし、24年11月以来となる1年9カ月ぶりの勝利を挙げた。11月開催予定の決勝で、ブレイキングダウン(BD)出身で身長204センチの“怪物”エドポロキング(25)と激突する。

 スタンドで緊迫感のある駆け引きを繰り広げたが、スダリオはコーナー際での右ストレートを効かせると、前のめりに倒れた相手にサッカーボールキックを打ち込み、さらに追撃のパウンドを振らせたところでレフェリーが止めた。

 元大相撲十両貴ノ富士で20年9月にRIZINで格闘技デビューしたが、25年5月のRIZINヘビー級ワールドGPで1回戦敗退に終わって以来、1年3カ月ぶりの実戦だった。ブラジルでの武者修行を経て、復活の勝利を挙げたスダリオは「(約)1年半ぶりの試合で慎重に見てしまったが、11月の決勝、どちらが上がってきても必ず優勝します」と決意を込めた。