平和記念式典に参列した高市首相(6日、広島市中区で)=渡辺恭晃撮影

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 高市首相は6日、広島市で記者会見し、国家安全保障戦略など安保3文書の改定作業で「非核三原則」を見直すかどうかを問われ、「書きぶりについて私が予断することは差し控える」と答えた。

 非核三原則の将来的な堅持を記した現行3文書の記述を維持するかどうか、明言を避けた形だ。

 平和記念式典出席後に記者会見した首相は「非核三原則を政策上の方針として堅持している」と述べ、現時点で変更はないと強調する一方、将来的な扱いには言及しなかった。3文書改定についても「年末に向けて検討を進めているところだ」と説明するにとどめた。

 核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」と定めた非核三原則について、現行の3文書は「堅持するとの基本方針は今後も変わらない」としている。首相は就任前、現行3文書の記述に疑問を呈したことがある。

 ◆非核三原則= 核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」と定めた政府の基本方針。1967年の佐藤栄作首相の国会答弁がもとになっており、「国是」として堅持する旨の国会決議が複数回行われている。「持ち込ませず」については、民主党政権だった2010年に岡田外相が国会答弁で、有事に例外があり得るとの認識を示した。