ムドリクが615日ぶりに出場! チェルシー指揮官も歓迎「とても喜んでいた」
現在25歳のムドリクは2024年12月に行われた通常の尿検査で禁止薬物であるメルドニウムが低濃度で検出され、当初から一貫して故意に摂取したことはないことを主張していたものの、2025年6月にFAのドーピング防止規定違反で告発され、今年1月の聴聞会を経て4年間の出場停止処分を科された。
出場停止処分が解除されたことを受け、今月3日に香港でプレシーズンツアーを行なっているトップチームに合流したムドリクは、出場停止期間中に個人的にコーチやゴールキーパーを雇い、下部リーグのクラブの練習場を借りてトレーニングを継続していたこともあり、合流からわずか3日で迎えたユヴェントスとのプレシーズンマッチにメンバー入りすると、82分から途中出場した。
これにより、ムドリクが最後にチェルシーでプレーしたのは、2024年11月28日に行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第4節のハイデンハイム戦だったことから、公式戦ではないものの、615日ぶりにチェルシーの選手としてのプレーを果たした。
なお、加入直後は背番号「15」を背負い、2シーズン目からは背番号「10」を着用していたムドリクだが、出場停止処分の影響で2025−26シーズンからはイングランド代表MFコール・パーマーが「10」番をつけているため、ユヴェントス戦では暫定的に「43」番を着用していた。
0−1で敗れたユヴェントス戦後、チェルシーのシャビ・アロンソ監督は「彼が戻ってきた姿を見るのは、クラブの全員にとって感慨深いものだった。特に、試合前に彼に10分から15分はプレーできると伝えた時はなおさらのことだった」と香港の観客からも大きな歓声が送られていたムドリクについて言及しつつ、次のように続けた。
「彼は間違いなく、とても喜んでいた。これほど長い期間を経てピッチに戻れたことは、彼にとっても、そして周囲の全員にとっても素晴らしいことだ」
また、後半開始からの出場ながら、ムドリクに代わってピッチを下がったセネガル代表FWニコラス・ジャクソンは、昨季バイエルンにレンタル移籍していたこともあり、同選手も1年以上ぶりにチェルシーでのプレーとなったが、事前にムドリクと交代することは告げられていた模様で、途中出場からの途中交代となったが、ピッチを退く際にはX・アロンソ監督に親指を立てて合図を送るという好印象な振る舞いを見せていたことも伝えられている。

