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 ◇ナ・リーグ ナショナルズ10−4フィリーズ(2026年8月5日 フィラデルフィア)

 ナショナルズのマイルズ・マイコラス投手(37)が5日(日本時間6日)、敵地でのフィリーズ戦で代打で5年ぶりに打席に立ち、スクイズを成功させてチームの勝利に貢献。試合後のインタビューでも冗舌だった。

 試合は同点のまま延長戦に突入し、4−4で迎えた11回、ナショナルズが1番・エイブラムズの2点三塁打で勝ち越しに成功。10回から指名打者を解除し2番に投手が入っていたため、なおも無死三塁で出場可能な野手を使い果たしていたこともありナ軍・ブテラ監督が6日(同7日)の先発登板が控えているマイコラスを代打で起用した。

 バットを持って2021年以来5年ぶりに打席に立ったマイコラスは1ボール1ストライクからの3球目、バットを寝かせてスクイズを試み、一塁線に転がした。一塁手・ボームが素早く本塁へ返球も三塁走者・エイブラムズがヘッドスライディングで生還し、間一髪でセーフに。マイコラスに打点が記録された。

 試合後、インタビューに応じたマイコラスは、前のイニングからコーチにスパイクを履くよう指示を受け、最初は代走と思っていたという。ところが、代打と分かり「バントなら成功させる自信があったので準備はできていた」とニヤリと笑った。

 延長戦で野手を使い果たしていたことから代打でまさかの出場となり「投手としてはこのように試合に出る事態にならないのがいい。けど、こうしてチームの勝利に貢献できたのは最高の気分」と振り返った。

 そして、「自分は生粋のオールドスクール(昔ながらの泥臭い)な野球選手だから。バントもするし、走塁もするし、少しはピッチングもできる。何でもこなせるんだよ(笑)」とジョークを飛ばした。

 翌日6日(同7日)には先発登板が控えているものの、準備は「もちろんできている!」と本職での活躍に向けて意気込んだ。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、ナショナルズの投手が打点を記録したのは2021年8月6日のエリック・フェッド以来、5年ぶりという。チームはこの回一挙6点を奪って延長戦の死闘を制し、連敗を7で止めた。

 マイコラスは2015〜17年の3年間、巨人でプレー。セ・リーグはDH制ではないため、3年間で145打数16安打、打率・110、8打点。ちなみに犠打は10記録している。巨人時代の経験が生きたようだ。