トランプ氏発表のハマス武装解除「合意」巡り、ネタニヤフ首相が「同意しなかった」と否定の声明
【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザの暫定統治を監督する「平和評議会」とイスラム主義組織ハマスとの武装解除の「合意」を巡り、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は4日、同国は「同意しなかった」との声明を出した。
評議会の議長を務めるトランプ米大統領が7月30日に「合意」を発表して以来、ネタニヤフ氏が公式に否定するのは初めて。
ネタニヤフ氏はSNSでの声明で、トランプ氏が送ってきた武装解除の草案について「我々の草案でなかった。コメントをつけて送り返した」と言及。「我々はハマスが完全に武装解除するまで(軍部隊が展開する)ラインから撤退しない」と強調した。
イスラエル軍は昨年10月の停戦合意に基づき、ガザ北部の撤退線「イエローライン」まで部隊を引いた。その後、再び展開地域を広げ、現在はガザの60%以上を支配下に置いている。

