懲役25年+電子足輪10年+遺族に接近禁止…騒音トラブルで隣人殺害した47歳男に重刑【韓国】
韓国で騒音トラブルを理由に、上階に住む79歳の高齢者を刃物で刺して殺害した47歳男ヤン・ミンジュンに対し、1審で懲役25年が言い渡された。
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7月20日、法造界によると、大田(テジョン)地裁・天安(チョナン)支院・刑事第1部(チョ・ヨンジン部長判事)は同日、殺人、特殊財物損壊などの容疑で拘束起訴されたヤン・ミンジュンに懲役25年を言い渡し、10年間の位置追跡電子装置(電子足輪)の装着と遺族の周囲100メートル以内への接近および連絡の禁止などを命じた。
裁判部は「被告人は工事の騒音を聞いて“極端な選択”に及んだ。これは生命を軽視する傾向があると見ることができる」とし、「人の生命は何物にも代えがたく代替不可能なため、被害の回復が不可能であるという点で罪は重い」と明らかにした。
続けて「上階を訪ねた当時にあらかじめ刃物を所持していた点、逃げた被害者を追いかけて何度も攻撃した点などを考慮すると非難の可能性が高い」とし、「犯行手段と方法に照らしても無慈悲であり、罪質も極めて悪い」と判示した。
また「被告人はてんかんやうつ病などを理由に責任を小さく見せかけたり、被害者に責任を転嫁しようとしたりする姿勢からは、真に反省しているのか疑問だ」と判断した。
そのうえで「犯行の動機や危険性などを鑑みると、長期間にわたって社会から隔離する必要がある」と付け加えた。

ヤン・ミンジュンは昨年12月4日午後2時32分ごろ、天安のマンションで上階の工事騒音を聞き、上階に住む高齢者A氏を訪ねて刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。
ヤン・ミンジュンはマンションの管理事務所に逃げたA氏を追いかけ、自身の車で出入口のドアを破壊したうえで、再び刃物を振るってA氏を死亡させた。
警察は犯行の残忍性などを考慮し、ヤン・ミンジュンの身元情報を公開した。
ヤン・ミンジュンは裁判の過程で、工事の騒音でストレスを受け、突発的に犯行に及んだと主張した。
また、過去のてんかんの診断を根拠に心神耗弱を主張した。しかし裁判部は、国立法務病院の「異常所見なし」との所見をもとにヤン・ミンジュンの主張を受け入れなかった。
検察は前回の論告求刑公判で、ヤン・ミンジュンに対し無期懲役を求刑していた。検察は「社会的弱者である高齢者を残忍かつ計画的な方法で殺害しておきながら反省をしていない」とし、「再犯の危険性が高く、社会からの隔離が必要だ」と求刑の理由を明らかにしていた。
(記事提供=時事ジャーナル)

