広島・矢野雅哉抹消はゾンビたばこ確認できずも「私の判断でお願い」 鈴木本部長と一問一答全文
広島の鈴木清明球団本部長が17日、この日登録抹消となった矢野雅哉内野手(27)について、マツダスタジアムで行われる試合前に報道陣に説明した。
矢野に関しては、指定薬物「エトミデート」(通称「ゾンビたばこ」)を元広島選手の羽月隆太郎氏(26)に譲渡したなどとして起訴された会社役員、滝口涼介被告と羽月氏、現役選手の小園海斗内野手(26)、田村俊介外野手(22)とともに会食の場に同席していた写真を「Smart FLASH」が13日配信していた。
鈴木球団本部長との一問一答は以下の通り。
――矢野抹消について。
「矢野を抹消した理由については、これまで社内調査で調べてはいるんですが、現段階では指定薬物、エトミデートを含んだいわゆるゾンビたばこを使用した事実は確認できておりません。ただ、今回矢野選手に関しては、ああいう写真が出たことで、特に富山のかな。あの写真についてはそういう、いわゆる売人と言われる人と密室にいること自体が強い疑念を抱く状況なので、うちとしてはそういう選手を1軍のグラウンドでプレーしてもらうには抵抗がある。監督のほうには抹消してもらいたいという話をしました。本人にもこの話をした。これはペナルティーではなく、我々としてはこういう疑念の状態でファンにプレーを見てもらうというのは、相手チームに対しても申し訳ないので、抹消しますよと伝えました」
――写真が出てから今日までになった理由は。
「内容を吟味しながらです。今後、何が出てくるか分かりませんけど、出たら事実を確認をしながら、慎重に対応を図っていこうと思っています」
――(抹消)期間は。
「決めていないです。抹消されれば、10日間は、オールスター期間も、まだ調査は続きますけど、疑念が晴れるまではなかなかというところです」
――使用したという選手はいない?
「事実としては確認できていません」
――写真には3選手が映っている。
「そういう人たちとグループで写真を撮られることは一時的にはあるかもしれないですけど、そういう売人と呼ばれる人と密室な関係が続いているとも判断できないので、今後、選手に対して何か事実が出てくれば、その時に対応して考えます」
――矢野選手だけというのは部屋の写真が大きい?
「私個人的には。6月26日か27日かあのあたりでしょうかね」
――グループの写真もあったが、それに関しては密接さがないと?
「いつの時期かというのもあるし、一時的にファンと個人的にも取ることもあるし、それが誰かというのも、反社なのかも分からないし、新しい事実が出てくればヒアリング等でしますし、それに対して対処はしていきます」
――週刊誌報道に関して球団は一つ一つコメントしないと言っていたが、変更した訳は
「そんなことは。事実と確認する中で、そういう判断をした。だからこれはペナルティーではない」
――自室など密室のプライベート空間に外部の人間を入れることは球団としては禁じていない
「その場所もはっきりしない。細かいことは申し上げないけど、はっきりしない中で、クリアにならない部分があるので、抹消します」
――使用した事実がないというのは、違法になった以降にないという事実の認識でいいのか?
「それも含めて、今までの調査の中で、そういった事実が確認できていないということです」
――本人の認否は?
「その内容については申し上げられない」
――記事の中の日付とかは本人は認めている?
「私の中での判断です」
――本人は認めていない?
「それも言いません」
――これはこの時期だろうしというのは球団としての判断で?
「それはどういうことかは分からないけど、判断としてはそういう判断をせざるを得ないと」
――今後の調査の結果は。
「調査がどうかというのは発表するつもりはない。事実があれば、それは対応して発表しますけど」
――今日の段階では他にはないと。
「事実としては把握はしていない。この調査は続くが、今の段階では事実として把握はしていない。事実として把握したら対応しますけど」
――聞き取り調査は一通り終えたと思うが。
「調査はまだ続けていきます。何が出てくるか分からないし、1つ1つ細かいものが出れば、確認は今までも取っていますから」
――出るというのは新しい情報が?
「それが事実かどうかも含めてね。週刊誌があげてもそれはそれで対応するということはしません」
――登録抹消がペナルティーではないというのは?
「登録抹消は監督の権限だから。ペナルティーは練習もさせません。そういう謹慎期間ですと言ったらペナルティーですけど、今の段階ではない。ただ1軍でそういう疑念のある選手をプレーさせることが、私としては抵抗があるので、話をして抹消してもらうと」
――抵抗はどういうもの?
「ファンもそういう目で見られるし、いいプレーをしても、なんでというのはあるかも分からないので、私の判断でお願いしました」
――それに対して監督の反応は?
「監督は分かりましたと」
――2軍戦の出場はどうなる。
「今のところはそこまで考えていないけど、3軍で練習するとか」
――抹消になった(ことへの)受けとめは。
「そういう疑念が払しょくされないので、そういう状態でプレーしてもらうというのが、抵抗があるので」
――ファンに向けては。
「これは我々が分かって、抹消するのであって、何か事実に基づいてじゃなくて、写真の中での一つの判断です」

