決勝の主審は“アルゼンチン史上最も衝撃的で痛ましい瞬間”に立ち会ったスロベニア人。メッシはPKを成功し、相手に6枚のイエローカード【W杯】
この人物について、アメリカメディア『WORLD SOCCER TALK』がキャリアなどを紹介する。
「46歳のヴィンチッチは、2010年にFIFAバッジを取得して以来、輝かしい国際的なキャリアを積み重ねており、ヨーロッパおよび国際舞台における大一番を継続的に担当してきた。クラブレベルでは、2022年のUEFAヨーロッパリーグ決勝(アイントラハト・フランクフルト対レンジャーズ)と、2024年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝(レアル・マドリー対ボルシア・ドルトムント)で笛を吹いたことが、彼の経歴の中でも際立っている」
「UEFAのトップ審判員の1人として、ヴィンチッチはスペインの競争的なヨーロッパの試合を数多く担当する機会を持ってきた」。同メディアはそう説明する一方、「地理的な距離もあり、ヴィンチッチがスペインと比べて、アルゼンチンと接点を持つ機会は自然と少なくなっている」としつつ、「それでも、このスロベニア人審判は近代アルゼンチンサッカー史上、最も衝撃的で痛ましい瞬間の一つに立ち会っている」と振り返る。
「ヴィンチッチがアルゼンチン代表の試合を担当したのは、2022年カタールW杯のグループステージ初戦の一度のみである。この試合でサウジアラビアが歴史的な2−1の番狂わせを演じ、アルゼンチンの伝説的な36試合無敗記録を終わらせた」
ヴィンチッチ主審のレフェリングに関しては、「序盤において、南米王者に有利に働いていた」と指摘。「試合開始わずか7分、コーナーキックでレアンドロ・パレデスが引き倒されたとしてアルゼンチンにペナルティを与えた。この判定は大いに議論を呼んだが、メッシはそれをゴールに結びつけて先制点を挙げた」。
続けて「その後、ヴィンチッチは、サウジアラビアの選手に6枚のイエローカードを提示し、アルゼンチンの選手には1枚もカードを出さなかった」と記す。
周知のとおり、カタール大会で黒星スタートだったアルゼンチンは、最終的に三度目の優勝を果たす。北中米大会では連覇がかかり、スペインが制すれば、4大会ぶり二度目の栄冠だ。注目の一戦は現地7月19日にニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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