離婚カウンセラーの松本恵美氏が、「なぜ離婚しても同居するのか?15年前の私には分からなかったこと」と題した動画を公開した。動画では、離婚後も元配偶者と同居を続ける人々の心理と、その選択に潜む4つの理由について解説している。

かつては「離婚したのに一緒に住んでいる」という状況が理解できなかったと語る松本氏だが、自身の離婚経験とカウンセラーとしての活動を通じて、同居を選ぶ理由とその人たちを苦しめているものが「実は同じもの」であることに気づいたという。

松本氏は、離婚後も同居を選ぶ理由を大きく4つに分類して解説。それは「お子さんのため」「金銭的な理由」「気持ちの問題(踏ん切りがつかない)」「暮らしが回らなくなるから(生活全般)」であると説明した。

例えば「お子さんのため」に同居を選んだとしても、親の不自然な関係性に子供は気づいてしまうことや、「金銭的な理由」で同居を続けても、生活費の分担で毎月話し合いが発生し、関係が終わらない気持ちになってしまう苦しみがあると指摘。また、家事の負担を減らすために同居していても、元配偶者の分の食事作りや洗濯を今まで通りやってしまうと、何のために離婚したのかわからなくなると語り、選んだ理由そのものが皮肉にも同居を辛くする原因になっていると語った。

これらの苦労を踏まえた上で、松本氏は「離婚しても同居はアリ」と結論づける。ただし、児童扶養手当や就学支援制度など、同居していることで生活は一つと見なされ、公的支援が受けられない可能性がある点には注意が必要だと喚起した。

最後に、同居を選ぶ際は「いつまで」と期限を決めておくことが、未来の自分が軽やかに笑っていられるための目安になるとアドバイスを送り、動画を締めくくった。

チャンネル情報

離婚カウンセラー松本恵美です 突然、夫の不倫が始まり、約2年悩み続けた末に熟年離婚を経験しました 夫を恨み、不倫相手を恨み、自分の境遇を恨み、「もう消えてしまいたい」と何度も思いました あなたが後悔の少ない選択ができるように、そして苦しい毎日の中でも少しずつ前を向けるように、その時間に寄り添いたいと思っています