クロアチアサッカー連盟は13日、クロアチア代表の新監督にスラベン・ビリッチ氏が就任したことを発表した。

 1968年9月11日生まれの57歳は現役時代にEURO1996や98年フランスW杯に出場するなど、クロアチア代表として44試合3得点を記録。現役引退後は指導者の道を歩み始め、06年ドイツW後からEURO2012までの6年間でクロアチア代表の指揮を執った。

 14年ぶりに母国の代表チームを率いることとなったビリッチ監督は「私は選手たちを全面的に信頼している。クロアチアがサッカー界のエリートであり続けるために、エネルギー、野心、そして決意を持ってチームを鼓舞することが私の責任だ」と語っている。

「この挑戦を始められることを心から嬉しく思っているし、06年当時よりも成熟し経験を積んだ監督として、万全の準備が整っていると感じている。同時に、クロアチアが力強く、大胆で、成功を収め続けることを願う気持ちは当時と変わらない」

 前任のズラトコ・ダリッチ監督は17年10月からチームを率い、18年ロシアW杯準優勝、22年カタールW杯3位と輝かしい成績を残してきた。しかし、北中米W杯では決勝トーナメント1回戦でポルトガルに延長戦の末に敗れ、ベスト16を前に大会から姿を消した。今回の大会でも40歳のMFルカ・モドリッチや37歳のFWイバン・ペリシッチ、32歳のMFマテオ・コバチッチらが主軸を務め、世代交代の必要性も問われているが、ビリッチ監督は「ルカには続けてほしい」と特にキャプテンを務めるモドリッチの代表続行を願っている。

「私が最初に行うのはコーチングスタッフの編成で、次に選手たち、とりわけルカ・モドリッチを話し合うことです。ルカがどのような選手であり、世界的なレベルでもどれほど重要な存在であるか、誰もが知っている。彼はサッカー界にとっても、代表チームにとっても、かけがえのない存在です」

「彼のいるW杯と彼がいないW杯では、その様相が全く異なります。昨年や数か月前にも彼と話しをしたが、毎回『これが最後の大会になるのか』という話題になります。彼にはぜひ続けてほしいと心から願っていますが、決断は完全に彼次第です」