円安・物価高でも人気急上昇中の“意外な旅行先”。予約「前年比3倍」に旅行会社のプロも驚き
40歳を超えてから、スタートアップ企業「令和トラベル」に転職。現在は旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の広報を担当。さらに2025年10月には、ハワイ子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。新たなステージで活躍の場を広げています。
◆シンガポール旅行の人気急上昇とその背景
みなさん、シンガポールに行ったことはありますか?
今、海外旅行を検討している人たちの間で、じわじわと存在感を高めているのがシンガポールです。
先週、「NEWT」が発表した夏休み海外旅行動向をもとに、円安や燃油高が続くなかでもベトナムに人気が集まっているという話を紹介しました。
ベトナムは物価が比較的安く、お得感があり、日本からのアクセスも良好。限られた予算の中でも満足度の高い旅ができ、現在もっとも注目を集める渡航先となっています。そんなベトナムを追う形での、シンガポールの人気は少し意外でした。
シンガポールと聞くと、「マリーナベイサンズ」や「マーライオン」が有名ですが、ベトナムやフィリピンのような「コスパの良い旅行先」ではありません。むしろ東南アジアの中では物価が高い国として知られています。
私自身もこれまで何度か現地を訪れていますが、「何もかもが安い国」ではありません。交通機関やタクシーは日本より割安に感じることもありますが、ホテル代や食事代を含め、全体的な物価は決して安くはありません。ですから、あまり積極的にショッピングを楽しめる場所ではない。
それにもかかわらず、なぜ今シンガポールなのでしょうか。
「NEWT」の調査では、シンガポールは「韓国」「台湾」といった近距離の人気旅行先と肩を並べるほど高い注目を集めています。今回は調査結果をもとに、シンガポール人気の秘密を紐解いていきたいと思います。
◆予約データから見るシンガポール人気の実態
まずは、シンガポール人気がどの程度なのか、実際の数字から見ていきましょう。
