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 俳優の岡田准一(45)が、10日放送のTBS系バラエティー「今さらシロー」(後8・54)に出演し、代表作のドラマ「木更津キャッツアイ」のロケ地、千葉県木更津市を訪れた。

 02年に放送された、同市を舞台にした青春群像劇。余命半年の宣告を受けたぶっさんこと田渕公平(岡田)が、高校野球部時代のチームメートとともに、昼は野球、夜は怪盗団として暗躍し、さまざまな騒動を巻き起こす。岡田にとっては初の単独主演作で、その人気ぶりからシリーズ化、映画化もされた。

 市内各地でロケをした岡田。木更津駅前では「懐かしいっすね。ホント懐かしい」とつぶやいた。駅前ロータリーを見ると、「“ここは朝だよ〜!”って、オジー(古田新太)というキャラクターがやっていた場所だった気が」と懐かしんだ。駅前は再開発が進んでいた。

 さらに、市役所職員たちも、木更津ならではの踊り「やっさいもっさい」を踊りながら歓迎。岡田は「聞きたかったことがあるんですけど、栄誉市民をいただいていたと思うんですけど、あれって今でも栄誉市民なんですか?」と尋ねた。職員からは「もちろん」との返事。岡田は「(運転免許試験場のある)鮫洲に更新に行かなくていい?」とボケ気味に問い返した。

 思い出の商店街も訪れた。みまち通りと呼ばれ、頻繁にロケが行われた場所だが、立ち並んでいた店舗や建物はほとんどがなくなっていた。住宅地に生まれ変わるのだという。ぶっさんの実家の理髪店という設定の店舗も、今は建物が取り壊されていた。岡田は「僕の役柄の家が、バーバータブチというのが…うわ、ないんだ」と驚いていた。

 しかし、商店街の端に意外な建造物があった。「何これ?凄い!役の墓、建ってるの?」。岡田が目にしたのは、「田渕公平の墓」と記された、招きねこのような像だった。物語の中で、ぶっさんは22歳でこの世を去っている。商店街の人たちが、ぶっさんをしのんで建てた墓だという。その事実を聞いた岡田は「凄い。泣ける…。やってて良かった。仕事している意義があるよね」と喜んでいた。