パリ・サンジェルマン(PSG)が7日のリーグ・アン第31節でル・マンと対戦、前半に1点をリードされたが、後半に2点をあげて逆転し、4連敗後の2連勝で順位を16位に上げた。

 PSGはようやくプレーにまとまりが感じられ、メディアも一斉に「最大の危機は去った」との評価を与えている。シーズン途中に合流したリュインデュラ(後半8分に同点ゴール)が不調のパウレタを補っている。パウレタはこの試合でも惜しいチャンスをいくつか逃し、後半24分にディアネと交代。そのディアネが決勝ゴールをあげた。

 ル・グエン監督は7試合ぶりのホームでの勝利を喜びつつ、「ヒヤリとする場面が終盤に何度かあった。つねに冷静さを失うことがないように気を引き締めないといけない」とレキップ紙に語った。来季の2部降格「圏内」との差は3ポイント差。まだまだ安心できない状態が続く。

 一方のル・マンは2連勝の後、1敗1分け。9位から今シーズン最低タイの12位に後退した。松井はベンチからも外れ、3試合連続で欠場した。