ロナウジーニョはやはりバルサ残留か(photo:B.O.S)

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 ロナウジーニョのACミラン移籍の噂はメディアの格好の話題であり、連日に渡って紙面を賑わせているが、バルセロナのテクニカル・ディレクター、チキ・ベギリスタインは、この一連の噂を沈静化させるべく同クラブのフェラン・ソリアーノ副会長、そしてロナウジーニョの兄で代理人のロベルト・デ・アシス氏と話し合いを行った。チキTDはこの話し合いで「ロナウジーニョがバルサで続けること」に確信を得たようだ。

「私はロベルトもロナウジーニョも信用している」。土曜日に行われたバルサ対デポルティーボ戦後、メディアに対しまずそうコメントしたチキTD。そして、「もう分かりきったことだが、ロナウジーニョはバルセロナで幸せにやっているし、来シーズン、彼がチームを変えることはない」と明言し、ACミラン移籍の噂を一蹴。また、アシス氏もロナウジーニョは来シーズン以降もバルサでプレーし続けるつもりでいると明らかにしたとチキTDは付け加えている。

「プレーに集中することだけを考えている」とコメントした通り、デポル戦ではメッシの先制弾を演出し、2点目のエトーのゴールもロナウジーニョのプレーが起点となった。キレのあるプレーで観客を魅了したロナウジーニョ。「すべてが一刻も早く解決することに期待している」と心境を明かした渦中のロナウジーニョだが、今回の三者会談はその第一歩と言えるだろう。

(スペイン通信)