■昨年、初の全国ツアーを回られましたが、ライブを行っていく中で自分達の成長を実感できましたか?

TATTSU:毎日が刺激的で新しい発見があって、今までだと周りの音がちゃんと聴けなかったり、「次はこうした方がいいよ」とか伝えられなかったんですけど、ツアーを通して「もうちょっとここのリズム合わせようか」とか、もっと周りを見られるようにはなってきましたね。

れいな:ツアーの最初の方は皆、張り切り過ぎて体調崩したりとかあったけど皆がいるから頑張れたり、助け合って支えられている気がして、MARIAの絆がすごく深まってきました。ツアー中盤はライブ全部を楽しめるようになりました。ツアー最後の方は見てる皆にも「これがMARIAだよ!」というのが、やっと伝わったんじゃないかな。

SACCHIN:MARIAとして初めてのツアーは、「大成功だったね!」という訳では全然なくて、楽しかったこともあるんですけど、色々な経験をしてすごく良かったな、というツアーだったんですよ。それによってメンバー内の絆も深まって、新たな発見とかもすごく多かったので、この先に役立つことがたくさん勉強できた、忘れることが出来ないツアーになったんです。

■レコーディングして、CDを作って終わりではなく、MARIAというバンドの中でライブが占める割合は大きいですか?

あゆか:ライブも好きだし、CDでも曲を聴いて欲しいというのもあるんですけど、どこかに固定してとは全然考えていなくて。皆それぞれ曲作りをして、CDにして、色んな人に聴いて欲しいという気持ちもあるし、ライブを通して生の音でMARIAをそのまま観て感じて欲しいという気持ちもあるから、何か一つの形に捕われることとかはなくて、ライブだったりCDだったりTVだったり、ラジオだったり色んな形でMARIAを知ってもらえたらいいなと思っています。

■ツアーで行ってみたい場所はありますか?

一同:沖縄!

■それはなぜ?

舞衣子:自分達は北海道に住んでいるんですけど、真逆ということで、気候とかも全然違うし。距離が遠い分、行ってMARIAのことを沖縄の人達にも知ってもらいたいなと思うし、沖縄でやるなら絶対野外がいいなと思いますね。

TATTSU:北海道の野外ステージは期間限定だから…沖縄の野外は経験したいよね。

■偶然この前、沖縄のアーティストの方に話を伺ったんですけど、彼らは皆「北海道に行きたい」と言ってましたね。

一同:えぇー、すごい!「雪が見たい」と思うんですかね?

■言ってましたね。

愛華:両想いだ。

一同:(爆笑)。