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大分トリニータはJ1昇格を目標に掲げましたが、プレーオフ圏内にほとんど届かないまま今シーズンを終えました。リーグワーストの得点力不足が課題として浮き彫りとなり、四方田修平新監督による根本的なチーム再建が急務となっています。

【写真を見る】大分トリニータまた残留ギリギリ16位で今季終了 指揮官交代も空回り…得点力不足露呈、新監督“昇格請負人”に再建期待

今季は16年ぶりに大分へ復帰した清武キャプテンのもとで始動。開幕戦では、J1降格組の札幌相手に新加入のエース・有馬が先制点をあげるなど2ー0で勝利。ゴールデンウイークには1万4千人のサポーターの前で3連勝を飾り、J1昇格プレーオフ圏内の6位まで浮上しました。

しかし、6月から9試合未勝利が続きました。

(片野坂知宏監督)「非常に崩すのも難しさがあり、なかなか得点というものを挙げることができなかった、本当に完敗です」

シーズン3分の2を終えた時点で、6勝10分10敗で16位と低迷。クラブは8月、片野坂監督との契約を解除し、竹中穣ヘッドコーチが監督に就任しました。

(竹中監督)「私が引き受けた以上、チームを変化させていく強い気持ちだけを考えています」

竹中体制の下、ディフェンス強化のためオーストラリア1部でプレーしていた岡本拓也を獲得。立て直しを図りましたが、2勝4分6敗と振るわず、一時はJ3降格の危機に直面しました。しかし、リーグ戦残り1試合で他チームの結果により、辛くもJ2残留が決定しました。

最終戦では、水戸を相手にトリニータは見せ場なく0ー2で完敗。水戸のJ2初優勝を目の前で見せつけられる悔しい結果となりました。

(竹中監督)「選手たちに躍動感をもってプレーさせる、そういうベースとなるものを伝えらなかった。それはすべて私の責任だと思います」

今シーズンは結局、8勝14分16敗の16位で終了。失点はリーグで7番目に少なかったものの、得点はリーグワーストの27点。昨シーズンも16位で低迷し、「残留」という最低ラインはクリアしたものの、課題が山積みです。

トリニータは1日、新監督として四方田修平氏の就任を発表。四方田新監督は、千葉県出身の52歳で、これまで札幌と横浜FCで合わせて7シーズン指揮を執りました。

札幌時代の2016年にはJ2優勝。横浜FC時代には2022年、2024年とJ2で2位となり、これまで3回にわたりチームをJ1に導いた“昇格請負人”です。

今後は四方田新監督によるチームの再建が期待されます。