俳優・佐藤流司さんが30代になって変わったこと。「睡眠、食事の大切さを実感しています」
今年の締めくくりに、日本神話の世界を題材にした詩楽劇『八雲立つ』に挑む俳優の佐藤流司さん。30代という節目を迎えた今、自らの変化と今後の展望を語ってくれました。

日本神話の世界を親しみやすい物語に
「今年のお正月には、友人が出演する歌舞伎を観に行き、そして年末には詩楽劇『八雲立つ』に挑戦することになって。今年は歌舞伎に始まり、歌舞伎に終わる一年になりそうです」
そう話す佐藤流司さんが出演する『八雲立つ』は、日本神話を題材に、古典芸能と音楽を融合させた舞台。年の締めくくりに、神々の物語を通して一年の穢けがれを祓はらい、新しい一年を迎えようというコンセプトです。
イザナギとイザナミの国づくり、スサノオとヤマタノオロチ伝説…と、だれもが耳にしたことのある神話を、わかりやすく描いているのも魅力です。
「昔から紡がれてきた物語を、時を超えて、今こうして見ることができるのはおもしろいですよね。日本神話だけでなくギリシャ神話もそうですが、神話は今もさまざまな映画やアニメの題材として扱われるくらい世界中で愛されています。今回の作品では最初にお祓いのような儀式があって、そこから神々のお話が展開していく。そうした話に触れてこなかった方も楽しめるストーリーになっています」
佐藤さんが演じるのは、アマテラスの孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。
「今回の台本では、ちょっとひょうきんなキャラクターとして描かれているので、コミカルに演じたいですね。セリフはかなりわかりやすくなってはいますが、それでも耳なじみのない古い言葉が出てくるので、どう伝えるかも課題になりそうです」
30代は、急がずあせらず過ごしたい

今年は30代を迎え、仕事や生活もペースを見直すことに。
「20代はとにかく目まぐるしかったので、30代は急がずあせらず、ゆっくり過ごしたい。仕事では、映像作品も増やしたいと思っています。舞台はどうしても神経がすり減るんですよね。まさに“ショー・マスト・ゴー・オン”の精神で、どんなに体調が悪かろうが、ケガをしようが、簡単には休めない。瞬発的な集中力が求められる映像の世界にしばらく身を置くことで、心のバランスも取れるのかなと思っています」
30代、気になるのはアンチエイジング。発酵食品や野菜も食べるように
オフの時間には、健康や美容にも気を配るようになったそう。
「今までほとんど気にしていなかったけど、30代になってからは睡眠を7時間はとるようにして、自炊も増やしています。積極的にとっているのは魚、ブルーベリー、トマトジュース、キムチや納豆などの発酵食品。バランスのいい食事をすると、次の日に体の軽さが違うんです」
発売中のESSE12月号では、ほかにも『八雲立つ』への心構えや、年末の過ごし方についても教えていただきました。撮り下ろし写真とともに、ぜひお楽しみください!
