国際支援で豊かになる自分
12月1日の「世界エイズデー」にちなみ、エイズ問題が深刻なアフリカでの支援をテーマにしたトークショー(日本フォスター・プラン協会主催)が1日、東京都千代田区の三菱ビルで行われた。芸能事務所「タイタン」社長でお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光夫人の光代さんと、ラジオパーソナリティのクリス智子さんがボランティアで出演し、自身が取り組んでいる国際支援について語った。
日本フォスター・プラン協会は、途上国で地域開発を進める「プラン・インターナショナル」の日本事務局。スポンサーからの毎月の寄付金により世界46カ国で、保健医療や教育の整備など、それぞれの地域に必要な支援を行っている。太田さんとクリスさんは共に同協会のスポンサーで、支援先の子どもたちと手紙や写真のやり取りを通じて交流を図っているという。
太田さんはウガンダとコロンビアの子ども2人を支援し、「仕事でヘトヘトに疲れているときに手紙や絵が届くと救われる。大変な生活の中、一生懸命書いてくれたかと思うと活力になる」と表情豊かに話した。また、もともと子ども嫌いだったが、今では心のどこかで「元気にしているかな」と子どもを思う親の気持ちが分かるようになり、支援を通じて自身がとても変わったそうだ。
また、ケニアの子ども1人を支援するクリスさんは、支援前はアフリカに対して「ライオン」「視力がよい」と“陳腐な”イメージしか持っていなかったが、一端つながりができると、「兄弟のことなど、ちょっとしたことでも知りたい」と身近に感じるようになったという。クリスさん自身にとって支援はライフスタイルの一部で、「当たり前にやっていいことだと思う。人とつながっていると納得できれば、続けられる」と支援に対する考えを語った。
最後に太田さんは、支援の大前提として自分自身が元気であることを強調。「日本のエイズ対策も遅れている。自分を大切してほしい」と呼びかけてトークショーを締めくくった。【了】
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日本フォスター・プラン協会
太田さんはウガンダとコロンビアの子ども2人を支援し、「仕事でヘトヘトに疲れているときに手紙や絵が届くと救われる。大変な生活の中、一生懸命書いてくれたかと思うと活力になる」と表情豊かに話した。また、もともと子ども嫌いだったが、今では心のどこかで「元気にしているかな」と子どもを思う親の気持ちが分かるようになり、支援を通じて自身がとても変わったそうだ。
また、ケニアの子ども1人を支援するクリスさんは、支援前はアフリカに対して「ライオン」「視力がよい」と“陳腐な”イメージしか持っていなかったが、一端つながりができると、「兄弟のことなど、ちょっとしたことでも知りたい」と身近に感じるようになったという。クリスさん自身にとって支援はライフスタイルの一部で、「当たり前にやっていいことだと思う。人とつながっていると納得できれば、続けられる」と支援に対する考えを語った。
最後に太田さんは、支援の大前提として自分自身が元気であることを強調。「日本のエイズ対策も遅れている。自分を大切してほしい」と呼びかけてトークショーを締めくくった。【了】
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