警視庁

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　ホストクラブの飲食代の借金を抱えた女性客に売春をさせようとしたとして、警視庁は１３日、東京・歌舞伎町のホストクラブ従業員の男（２４）（東京都新宿区）を売春防止法違反（困惑売春未遂）容疑で逮捕したと発表した。

　逮捕は１１日。

　歌舞伎町では４月、ホストクラブの経営者らがツケ払いの「売掛金」を撤廃する自主規制を始めたが、ホストが個人で立て替える手法が横行しており、逮捕された男も女性の飲食代を給料から天引きされていたという。

　発表によると、男は８〜１０月頃、飲食代の未納金がある客の女性（２４）に、ＳＮＳで売春の客待ちの状況を「自撮りした写真を送れ」とメッセージを送るなどして困惑させ、歌舞伎町の公園周辺に立たせて売春をさせようとした疑い。容疑を認めている。女性が１０月、売春の客待ちをしたとして売春防止法違反容疑で現行犯逮捕され、事件が発覚した。