“欧州10番”日本人がリーグ最優秀MFに選出 快挙に高まる期待「これもう代表入りだろ」

ジル・ヴィセンテの藤本寛也が9月・10月度のリーグ最優秀MFに選出

　ポルトガル1部ジル・ヴィセンテのMF藤本寛也が、選手や監督が選ぶ9月・10月度のリーグ最優秀MFに選出された。

　リーグが発表した。藤本18.80%の得票率を集め、FCポルトのニコ・ゴンザレスやスポルティングのダニエル・ブラガンサらを抑えてトップになった。

　東京ヴェルディの下部組織で育った藤本はトップチーム昇格後、2020年8月にジル・ヴィセンテへ期限付き移籍した。1年目にリーグ戦27試合1ゴール、2年目は32試合3ゴールをマークすると、完全移籍へ移行。3年目は無得点（34試合出場）に終わったものの、昨季は33試合3ゴール7アシストと活躍した。

　迎えた今季は躍動が続いている。リーグ第2節AVSフトゥボルSAD戦でハットトリックを達成。第5節ファマリカン戦から4試合で2ゴール2アシストを決めており、ここまでリーグ10試合全てに先発出場し、5ゴール2アシスト。リーグの月間MVPに選ばれる奮闘ぶりに日本のファンも「代表に入ってほしい」「はよ代表呼べ」「これもう代表入りだろ」との声があがっていた。（FOOTBALL ZONE編集部）