マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』米公開延期、賞レースに勝負か
マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』の米公開が延期されることがわかった。2025年4月18日から同年10月3日への移動となった。半年の遅れとなる。
米によれば、延期は製作遅延によるものではなく、むしろ製作スタジオのライオンズゲートが内容に自信を持っており、アワード・シーズンに勝負を仕掛けるための戦略的な事情であるとされる。
日本への影響は。国内配給はキノフィルムズで、現在まで「2025年公開」とのみ伝えられており、月日は未発表。注目作とあって米公開と近い日程での封切りが期待される。
映画『Michael』(原題)は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を、観客の心を揺さぶる誠実な描写で描く。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す。
主演にはマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンを抜擢。監督は、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督。『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズが製作を務める。脚本は3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが担当した。
マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael(原題)』は2025年10月3日、US公開予定。
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