スイッチ向けソフトの使用、後継機でも可能=任天堂社長
Ritsuko Shimizu
[東京 6日 ロイター] - 任天堂の古川俊太郎社長は6日の事業説明会で、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機種でも、スイッチ向けのソフトウェアで遊ぶことができると述べた。また、スイッチオンラインも後継機種で引き続き利用でき、現行のスイッチと互換性がある機種となる。
古川社長は「現在、ニンテンドースイッチで遊んでいる1億人を超える顧客との良好な関係をニンテンドーアカウントを用いて引き継いでいくことが重要」と述べた。
2017年3月に発売した「ニンテンドースイッチ」は、シリーズ本体の累計販売台数が1億4604万台、ソフトウェアの累計販売本数は13億0610万本に達している。同社では、年末商戦や来年に向けて、新作タイトルを複数展開することも予定している。
ただ、8年目に入ったことで、24年4―9月期はハード、ソフトともに販売計画を下回り、25年3月期業績予想の下方修正につながった。
発表が待たれる後継機種の詳細な情報については「後日あらためて公表する」としている。