三菱ロジスネクスト<7105.T>が後場に買われた。5日午後1時半、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の売上高予想を100億円減額して6700億円(前期比4.5%減)、最終利益予想を110億円減額して180億円(同34.6%減)に引き下げた。発表直後は売りが出たものの、10月以降、同社株には下押し圧力が強まっていた。下方修正を受け、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが入ったようだ。

 北米での一部機種の出荷停止による影響や代理店での在庫調整が想定以上に長引いた。北米の認証取得に伴う一時費用や、中国販売子会社の譲渡による売却損が発生したことも響く。

出所:MINKABU PRESS