ポーズを決めるジャクソン(左)と牧

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 「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク0−7DeNA」(31日、みずほペイペイドーム)

 DeNAは投打がかみ合い快勝。敵地で3連勝を飾り、日本一に王手をかけた。

 1−0の四回。先頭・桑原から連打で一、二塁。続く牧はカウント0−1から141キロの直球を振り抜き、打った瞬間確信の一発となった。勝利を引き寄せ、「いい形で打てましたし、その前に桑さんとカジがチャンスを作ってくれたんで、思い切っていくことができたかなと思います」と振り返った。

 チームが連勝している状況だったが、牧自身は第3戦、第4戦と無安打だった。復調のきっかけをつかんだ裏にはベンチ外の仲間のサポートがあったことも明かし、「(状態は)決していいとは言えないが、試合に入る前に、ベンチには入ってない伊藤光さんに『呼吸を大事にしたほうがいいよ』とか、知野とか映像見てベンチに入ってないが、状態悪いところを言ってくれて。スッキリした気持ちで打席に入れた。本当にありがたい」と感謝した。

 26年ぶり日本一まであと1勝。本拠地での戦いに向けて、「ほんとに次の試合が大事になりますし、入り方だったり、戦い方だったり、またもう一回みんなで確認しながら試合に臨みたいなと思ってます」と気持ちを引き締めた。