栗東坂路を駆け上がるドゥラエレーデ(撮影・今井雅貴)

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 「みやこS・G3」(11月3日、京都)

 札幌記念10着以来となるドゥラエレーデは30日、栗東坂路へ。道中は乗り手が手綱をガッチリ押さえながら、キビキビと小気味良いフットワークで登坂。残り1Fで緩められると、4F56秒0−39秒8−12秒1の加速ラップでフィニッシュした。池添師は「オーバーワークになると競馬で良くない馬なので避けました。テンから行きっぷりが良かったですし、最後は離しただけですから」と納得の表情を浮かべた。

 前走はエルムS(2着)から中1週の強行軍だった。師は「しんどくて、ゲートの中からうるさくて出遅れました」と敗因を説明し、「ジョッキーは切り替えて競馬をしてくれましたが、切れる脚を使えなかったので。ここに向けてしっかり仕上げました。確実にチャンピオンズC(12月1日・中京)に行けるように」と反撃を期待。主戦場のダート、そして狙い澄ました一戦で次へつなげる。