台風20号直撃のフィリピンで116人死亡・39人行方不明 各地で大雨による洪水や土砂崩れが相次ぐ

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大型の台風20号の直撃を受けたフィリピンで、洪水などによる被害が拡大し、これまでに100人以上が死亡しました。

フィリピンでは、先週、首都マニラがあるルソン島に台風20号が直撃し、各地で大雨による洪水や土砂崩れが相次ぎました。

道路の寸断による救助活動の難航もあり、被害は日を追うごとに拡大し、現地当局によりますとこれまでに116人が死亡、いまだ39人の行方がわからなくなっているということです。

先週末には天候が回復し、捜索活動や復旧作業が可能となりましたが、フィリピンでは25日に発生した台風21号の影響で、今週再び大雨に見舞われる恐れがあり、市民の間に不安が広がっています。