韓国梨泰院事故から29日で2年 現場で「事故を忘れない」新たなメッセージボード
韓国・ソウルの梨泰院で159人が死亡した雑踏事故から、29日で2年となります。
遺族らが28日、事故現場で犠牲者を追悼しました。
遺族の代表:
ソウルのど真ん中で道を歩いていて、こんなにたくさんの死傷者が出たのに、責任を負う人がいない。これをどう理解すればいいのでしょうか?
現場では28日、事故を忘れないよう願いを込めた新たなメッセージが掲げられました。
日本人留学生2人を含む159人が犠牲になった雑踏事故をめぐっては、ソウル警察庁のトップや地元自治体の責任者が一審で無罪となっていますが、9月には専門家などで作る調査委員会が新たに発足していて、改めて事故原因などを調査することになっています。