オリンパス社長兼CEOが辞任 違法薬物購入との通報受け内部調査「行動基盤に反する行為していた可能性高い」
医療用などの精密機器メーカー「オリンパス」の社長兼CEOが、違法薬物購入の可能性で辞任しました。
辞任が発表されたのは、オリンパスのシュテファン・カウフマン社長兼CEOです。
違法薬物を購入していたとの通報があり内部調査したところ、行動規範に反していた可能性が高いとして、取締役会が辞任を要求し、本人が応じたということです。
オリンパスは、捜査機関に報告し全面協力しているとしていて、当面の間、CEOの役務は竹内康雄会長が担うということです。
一方、捜査関係者によりますと、警視庁はこれまでにカウフマン社長の関係先を捜索していますが、違法薬物は見つかってないということです。
警視庁は9月末、オリンパスから違法薬物に関する相談を受け、現在も捜査しています。