先発し投打に活躍した柳ケ浦の1年生エース宮城

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 ◆九州地区高校野球1回戦 龍谷3―5柳ケ浦(26日、佐伯中央病院スタジアム)

 柳ケ浦(大分)の1年生左腕、宮城介(かい)が投打でチームを引っ張り、秋の大会では優勝した2004年以来の勝利を挙げた。今大会からエースナンバーを背負った宮城は先発で4回を無失点に抑え、打っては4回に先制の適時三塁打を放った。

 「4回はヒットエンドランのサインが出ていたけど、それは気にせずに思い切って打ちました」と右越えの大きな当たりを放った。大分大会の準々決勝で初先発し、九州大会から背番号1を背負う。「1番目に投げるから背番号1というぐらいの感じ」と鈴木聡監督が説明するようにこの日も宮城から3投手のリレーで龍谷の反撃を抑えた。「自分の後ろに頼りになる先輩がいるので気楽に投げられます。次も後ろを信じて投げるだけ」。沖縄出身のサウスポーは準々決勝での力投を誓った。