未来工業<7931.T>が軟調推移。24日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の売上高予想を1億2900万円増額して452億9200万円(前期比2.7%増)、最終利益予想を3億5800万円増額して45億6300万円(同10.8%減)に引き上げた。4~9月期の業績において、電材及び管財と、配線器具の価格改定の効果が現れた。原材料単価の上昇などの影響を受けながらも増収増益につなげ、上期の業績を踏まえて通期の業績予想を見直した。もっとも、下期は期末にかけて原材料単価が期初の見込みを上回ることが予想されるとの見方を示しており、業績予想の引き上げに対し買い向かう姿勢は限られた。上期の売上高は前年同期比3.1%増の223億6300万円、最終利益は同6.4%増の23億9800万円で、計画を上振れして着地。中間期として過去最高益を更新した。

出所:MINKABU PRESS