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 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、DeNAは三菱重工Westの最速153キロ右腕の竹田祐投手(25)を1位指名した。

 関大・金丸夢斗投手を1位指名したが、4球団競合の末、抽選で最初に引いた中日が当たりクジを引き当てた。三浦大輔監督が抽選箱の前に立った時点で当たりクジはなかった。外れ1位でサプライズ指名したのが、最速153キロで実戦経験豊富な即戦力右腕だった。

 1位指名終了後の三浦監督との主な一問一答は以下のとおり。

 ――1位指名の竹田について。

 「指名できてよかったです。先発投手で、力もあるし、体も強いし1年間ローテを守ってもらえる投手になるんじゃないか、期待しています」

 ――監督から見てここがいいなっていうのはありますか?

 「やっぱり投げっぷりですよね。本当に打者に向かっていく闘争心、そういう気持ちの強い選手だなと思って映像を見てました」

 ――右の先発は補強ポイントの1つだったということ?

 「そうですね。先発投手、球団の方と話しまして補強ポイントでした」

 ――最初の指名では金丸投手だったんですけども。

 「もうこれもね、抽選ですからね。」

 ――抽選の鬼の三浦監督ですが今回は…。

 「いや、もうこれもご縁ですから、竹田投手を指名できてよかったです」

 ――声をかけるとしたら。

 「来年優勝するためには君の力が必要なので、ぜひ一緒にやりましょう」

 ――改めて評価を。

 「いやいや、もう右のね、本格派の投手でボールもね強い。映像だけです。実際に僕見たことないんですけど、映像見ててもボールは力強いボール、打者の反応を見ててもね、結構差し込んでるボールもね、たくさん見てましたから。はい、非常に楽しみだなと思ってます」

 ――昨日、進藤さんが即戦力投手を2人、3人取りたいっていうことおっしゃってましたけど、その中のまず第1弾ということですか?

 「即戦力投手。もうほんとにスカウトの方のね、評価も非常に高かった投手ですから、獲得できてほっとしますね。もう非常にほんと、楽しみでしょうがないですね。もう確かに来シーズンリーグ優勝するためには、っていうとこで、ほっとしました。よかったです」

 ――25歳って年齢ですけど、やっぱそこらへんは?

 「社会人でも投げてますから」

 ――戦略的には。

 「もう球団の編成部長もそう、球団本部長もね、そうですし、次の候補候補でね、常に。だから外れた時もこってとこでね。でも、単独で指名できたんでよかったでした」