◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10―5メッツ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(26)は、ベンチから第6戦を見つめ、歓喜の輪に加わった。第4戦では先発して5回途中4安打2失点でチームの勝利に貢献。3度目のシャンパンファイトで全身ずぶぬれとなり「本当にうれしい。喜びがどんどん大きくなる。チームみんなで喜びを分かち合えるのがうれしい」と感情を爆発させた。

 試合前には、昨季までオリックスのチームメートで今季限りで引退したT―岡田、安達、小田が球場に駆け付けて再会。談笑するなどリラックスした様子も見せていた。WSでは第1戦か第2戦に先発し、これまで通り中5日以上を空けて第6戦にも登板することが予想される。6月7日にヤンキースと対戦した際には7回2安打無失点。今季最速98・4マイル(約158・4キロ)を計測するなど、いいイメージは残っているはずだ。「また気を引き締めてあと4つ勝てるように、とにかく全力で、少しでも多くチームに貢献できるように頑張ります」と意気込みを新たにしていた。