メッツとの第6戦の3回、同僚エドマンの2ランにガッツポーズのドジャース・大谷翔平

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 米大リーグのプレーオフは20日(日本時間21日)、ロサンゼルスでナ・リーグの優勝決定シリーズ第6戦が行われ、大谷翔平投手(30)が所属するドジャースが10―5でメッツに勝ち、4勝2敗として、4年ぶりのリーグ優勝を決めた。「4番・遊撃」で出場したトミー・エドマン内野手(29)が5打数2安打4打点の荒稼ぎで、同シリーズのMVPに選出された。

 エドマンは7月末のドレード期限直前に三角トレードでカージナルスから加入。母親が韓国人で、昨春のWBCには韓国代表で出場した。内外野を守れるユーティリティープレーヤーで、正遊撃手のミゲル・ロハス内野手(35)が負傷したため、地区シリーズの途中から遊撃に入った。リーグ優勝決定シリーズは6試合で打率4割7厘、11打点の大活躍で最優秀選手に輝き「夢のよう」と喜んだ。 

 大谷も「トミーは間違いなくMVPだと思っていますし、このシリーズだけではなくて、途中から来ましたけど、本当にいい仕事、数字に残らないところも含めて素晴らしい選手だと思っています」とエドマンをたたえた。

 ア・リーグ覇者のヤンキースと対戦するワールドシリーズは25日(同26日)にロサンゼルスで開幕する。大谷とアーロン・ジャッジ外野手(32)の最強対決に注目が集まるが、エドマンの活躍からも目が離せない。