北朝鮮の崔善姫外相=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は20日、韓米日の主導で「多国間制裁監視チーム(MSMT)」が発足したことに対し、「加担(参加)した国は必ず代価を支払うことになる」と非難した。MSMTは北朝鮮に対する国連制裁の履行を監視する新たな組織で、韓米日のほか、英国、フランス、オーストラリアなど11カ国が参加している。

 崔外相はこの日、朝鮮中央通信を通じ発表した談話で、「(MSMTは)存在の名分と目的において不法かつ非合法的」と主張した。また、米国が主導する対北朝鮮制裁は「決して新しい経験ではない」としながら、「米国と米国に盲目的に追従する一部国家の一方的な形態は国際関係の根幹を揺るがすとともに、世界の安全環境を壊す脅威的な存在」と指摘した。

 
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