オークランドFCの元日本代表DF酒井宏樹が19日、ブリスベン・ロアーとのAリーグ・メン(旧Aリーグ/オーストラリア1部)開幕戦で第1号ゴールを演出した。

 ニュージーランドのオークランドを本拠地とするオークランドFCは、今年3月に創設され、2024-25シーズンからAリーグ・メンに越境参戦。初代キャプテンを務める酒井は前半8分、ペナルティエリア右に切れ込み、右足でシュート性のボールを蹴り込むと、これが相手に当たってゴールに吸い込まれた。

 酒井が誘発したオウンゴールで先制したオークランドFCは、後半29分にMFローガン・ロジャーソンの得点で突き放し、2-0で完封勝利。酒井は右サイドバックとして先発フル出場し、クラブ史上初白星に大きく貢献した。