スポニチ

写真拡大

 お笑いコンビ「トロピカルマーチ」の、りっぺ(38)が17日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」(木曜深夜0・00)にゲスト出演。幼少期の壮絶な貧乏生活について明かした。

 今回は「実家が貧乏MCvs実家が貧乏芸人」と題し、幼少期が貧乏だった芸人たちが集まりトークを展開した。

 “実家が貧乏芸人”として登場したりっぺは「お母さんが6人いるんですけど」と突然衝撃告白。「えー!」驚く共演者に「お父さんが遊び人というかすごくモテて。それで常々女性が入れ代わり立ち代わりいらっしゃってて」と説明した。

 2歳の時に両親が離婚。父と弟の3人暮らしだった。「電気・ガスがない家だった」と光熱費を払う余裕もなく、借金取りも毎日のように来ていたという。

 父の仕事は「多分遊びが仕事」と告白。お金がないと遊べないのでは?という質問に「今思うと女性の方に…」と援助してもらっていたのではないかと語った。スタジオは「モテるんだね」「ひも体質や」と驚がく。

 しかしそんな父でも嫌いになることはなかった。父の誕生日に向け「お父さんが好きな『いとしのエリー』を練習して、帰ってきたときに弾いてあげようって」と父からもらった電子ピアノで毎日練習。しかし「当日私よりもきれいな女性を選ばれて帰ってこなかった」と振り返った。

 そんな過去を聞いた共演者は「お父さんのこと大好きだったんですね…」とけなげな行動に感嘆。りっぺは「どうしてもそういう家で育つと傷つけられてしまうこともあるんですけど、傷つけてくるのも人ですけど、救ってくれるのも人」と話し、スタジオを感動させた。