ロベルト・マンチーニ監督(ロイター)

写真拡大

 サウジアラビアサッカー連盟は、2026年北中米W杯アジア最終予選に臨んでいる同国代表のロベルト・マンチーニ監督(59)を解任することを決めたと、地元メディアが報じた。

 サウジアラビア紙「アル・メディナ」によると、同国代表チームは1勝2分け1敗の勝ち点5でグループ3位につけているものの、ふがいない試合が続いていることで指揮官交代を決断したという。「連盟はグリーンチーム(サウジアラビア代表)の成績不振を理由に元イタリア代表監督のマンチーニ氏との契約を解除することを決定し、正式発表する準備を進めている」と報じた。

マンチーニは一部選手に対する信念や他の選手を排除して頼らなかったことに加えて、彼の信念と頑固さからチームのパフォーマンスを向上させることができなかったため、アナリスト、技術者、支持者から激しい非難の対象になった」と指摘。中でも「経験ある選手を犠牲にして年齢を引き下げることに配慮したが、この措置を導入するのに間違ったタイミングだった」などと説明した。

 新指揮官は未定ながら「テーブルには複数の監督ファイルがあるため、連盟は適切な後任を選ぶことを検討している」と伝えていた。