大谷翔平の50号本塁打

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 ドジャース・大谷翔平(30)の50号本塁打が米オークション「ゴールディン」で180万ドル(約2億6991万円)にまで跳ね上がり、推定年俸を越えてしまった。

 大谷は10年総額7億ドル(約997億円)で契約したが、総額の97%に当たる6億8000万ドル(約960億円)を後払いとしており、今年の年俸はわずか200万ドル(約2億8000万円)の換算となる。入札額には購入者プレミアムの手数料が含まれていないため、実際の価格は219万6000ドル(3億2930万円)と大谷の年俸を越えたことになり、米メディア「ニューズウィーク」は「天文学的な価格に急騰だ」と報じた。入札は22日(日本時間23日)に締め切られ、ゴールディン側は「史上最高の落札額になるだろう」と見ている。

 9月19日(同20日)のマーリンズ戦で放った「50―50」記念球をめぐってはゲットした所有者がオークションに出品した一方、所有権を主張した別の人物から訴訟が起きたが、オークションは継続。落札後も真の所有者、落札額の分配にも注目が集まる。