メッツ戦で3号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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ド軍・ロバーツ監督「速球の失投をうまく捉えた」

【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間18日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場。日本選手初となるプレーオフでの先頭打者弾を放った。指揮官は試合中のインタビューで、チームを勢いづける一発を絶賛した。

 2戦連発となる豪快な一発はポストシーズン3本目で、短期決戦での複数本塁打は10本の松井秀喜に次ぐ、日本選手2位に。走者なしの場面では26打席目でプレーオフ初安打となった。

 試合中に米スポーツ局「FOXスポーツ」のインタビューを受けたデーブ・ロバーツ監督はケン・ローゼンタール記者から「オオタニが走者なしでヒットを打ちました。デーブ、彼が毎日並外れたことをするのを見るのはどんな感じですか?」と尋ねられた。

 指揮官は「並外れた、というのは控えめな表現だと思うね、ケニー」と笑うと「毎日特別で劇的なことが起きる。彼が走者なしだと打っていないという話題が多かったが、速球の失投をうまく捉えた。グラウンドの広いところを生かすことに置いて、彼の上を行く選手はいない」と絶賛した。

 大谷はこの日、初回に先頭打者弾を放つと、その後も第3打席までに2つの四球で出塁に成功していた。(Full-Count編集部)