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 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本1ー1オーストラリア(2024年10月15日 埼玉スタジアム)

 オーストラリアがアクシデントに見舞われた。会場に向かったバスが事故渋滞に巻き込まれ、アップ開始は試合開始予定時刻の28分前。ポポビッチ監督は「長くても90分で着くと言われていたが、2時間かかった」と嘆いた。オーストラリアのメディアでは「両国の協会が試合開始を遅らせるよう要請したが、アジア連盟(AFC)が却下」と報道。日本側は要請を否定したものの、AFCから予定通り進めるよう指示があったという。

 試合は予定より3分遅れて始まり「しっかりアップできなかったが、言い訳できない。いい準備をしていい試合ができた」と指揮官。シュート1本ながら後半13分にオウンゴールで先制した。自軍にもオウンゴールが出て勝利は逃したが、現役時代に広島で親友だった森保監督との対決で引き分け「日本の先発11人はトップリーグでプレーしている。この2試合で勝ち点4を積み上げられて良かった」と息をついた。