ドジャース・大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース−メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は初回の第1打席で二ゴロに倒れた。

 フラーティが初回を三者凡退に抑えて迎えた第1打席。一塁ベンチに向かって一礼し、マウンドの千賀に向かって頭を下げると、右腕も応えた。初球のアウトコースを見送り、2球目の変化球を打って二ゴロに倒れた。

 千賀は地区シリーズのフィリーズ戦で復帰登板を果たし、先頭打者アーチを浴びたが、2回1失点、3奪三振をマークしていた。だが大谷を打ち取った後、制球が定まらずに3連続四球で1死満塁のピンチを招く。スミスは浅い中飛に仕留めたが、マンシーにもボールが先行し、甘く入った変化球を中前へ運ばれた。

 一気に2者が生還し、ベンチの大谷は両手を広げて絶叫。ドジャースが大きな2点を奪い、主導権を引き寄せた。