柳葉敏郎

写真拡大

 俳優の柳葉敏郎が11日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月〜金曜・午前11時50分)に生出演。織田裕二主演の同局系大人気ドラマ「踊る大捜査線」(1997年〜)での“ハマリ役”、警察庁長官官房審議官・室井慎次が「つまらなかった」ことを明かした。

 「踊る大捜査線」シリーズ12年ぶりの新作となる、この日公開の映画「室井慎次 敗れざる者」と「室井慎次 生き続ける者」(11月15日公開、ともに本広克行監督)に主演する柳葉。番組では、室井役が大変だったことを明かした。

 (1)ドラマの撮影が始まってすぐ、「室井慎次役がつらすぎて殉職させてくれと頼んだ」

 理由は「つまんなくて…表現が。(台本のセリフが)『…』ばっかりで。湾岸署は楽しそうなのに…って」と柳葉。実際、それをプロデューサーの亀山千広氏(元フジテレビ社長)に伝えたが保留されている間に第1話が放送され、当時交際中だった妻から「かっこいいね、この役」と言われたため、続けることにした。

 (2)眉間にシワを寄せるシーンが多すぎる。「もともと(眉間にシワが)あるんだもん」

 (3)円卓に座るシーンばかり。「あの場所に1週間ずっといてごらん。嫌だった。(織田裕二演じる)青島(刑事)とか、周りはみんな動いてるんだよ」

 (4)警察組織名を覚えるのが難しすぎる

 と今だから言える、つらかった撮影秘話を語った。