工事難航、3~4年の遅れ 北海道新幹線の羊蹄トンネル 道や札幌市が視察 ニセコ町・倶知安町
北海道新幹線の建設工事で、3年から4年の遅れが出ている羊蹄トンネルについて、工事の進捗を確認するため、沿線自治体の関係者らが現場を視察しました。
北海道新幹線の羊蹄トンネルを視察したのは、道や札幌市など沿線自治体の関係者です。
今回の視察は、北海道新幹線の建設状況について情報共有を図るため設置された推進会議の活動の一環で、参加者は掘削に使うシールドマシンを解体・搬出するための到達立坑や、岩を撤去し地上に運び出す作業現場を見学しました。
ニセコ町から倶知安町に至る延長9735メートルの羊蹄トンネルは、有島工区で大きな岩が見つかった影響で、2024年4月から掘削作業が停止しています。
岩の撤去作業が続いていますが、工事は難航していて、計画から3年から4年の遅れが出ています。