大山のぶ代さん

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 国民的アニメ「ドラえもん」のテレビ朝日版で、ドラえもんの声を26年間務めた声優の大山のぶ代(おおやま・のぶよ、本名・山下 羨代=やました・のぶよ)さんが老衰のため都内の病院で死去したことが、11日、分かった。90歳だった。大山さんは2012年に認知症と診断され、16年からは老人ホームに入居。17年には夫で俳優の砂川啓介さん(享年80)が亡くなり、ホームの職員らと晩年を過ごしていた。

 様々な年代が親しんだドラえもん役・大山さんの訃報にネット上でも「ご冥福をお祈りします… ドラえもんの声また聞きたかったな…」「大山のぶ代さんのドラえもんで育った世代なのでとても悲しいです」「大山のぶ代さん…あの声は永久ですね」「大山のぶ代さんあなたのドラえもん、本当に大好きでした」などと悼む声が相次いだ。さらに「昭和の時代。私、火曜日楽しみだったな」「最近、なだたる声優さんの訃報を聞くことが多くて悲しいです」と時代の移り変わりを実感する声もあった。