楽天・今江監督 (C)Kyodo News

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 楽天は11日、今江敏晃監督との契約を解除すると発表した。

 今江監督は球団を通じて「球団には若い自分に監督というチャンスをいただけたことに感謝しています。私自身は今年一年を全身全霊、信念を持ってぶれずにやったので悔いはありません。ただ心残りなのは、今育ってきている若手選手を見届けることができないこととファンの皆さんに頂点の景色をお見せすることができなかったことです。最後になりますが、ファンの皆さんにはこれからもイーグルスの選手たちを応援していただきますよう、よろしくお願いします」とコメントした。

 今江監督は今季から監督就任し、交流戦で13勝5敗で優勝を果たしたが、67勝72敗4分で4位に終わった。それでも、小郷裕哉、村林一輝をレギュラーとして起用し、小郷は全試合に出場した。投手陣も早川隆久、藤井聖の両左腕が球団のサウスポーでは初となる2桁勝利を達成するなど、若手選手を成長させた。